中国国家統計局から、6月の消費者物価指数(CPI)が発表されました。
前年同月比で6.4%上昇していたことが明らかになったのですが、とくに意に介して
いないようでして、単に前年の数値が低すぎただけと発言しています。
しかし、前年の時点だかなり物価は高騰していましたので、指標の数字がまったく
実体経済を反映していないのは明白です。
「転載開始:読売新聞」
『中国の6月の消費者物価指数、6・4%上昇』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110709-00000416-yom-bus_all
中国国家統計局は9日、6月の消費者物価指数(CPI)が前年同月に比べて
6・4%上昇したと発表した。CPIの上昇率が6%台になるのは、
2008年7月(6・3%)以来、ほぼ3年ぶりだ。
食料品が14・4%上昇したのが主な要因。特に庶民が日常的に食べている
豚肉(57・1%)や卵(23・3%)の上昇幅が大きかった。
豚肉だけでCPIを1・37ポイント押し上げた。
中国当局は6月のCPIの上昇は、前年の水準が低かった反動とみており、
年後半に伸びは鈍化するとの見通しを示している。
「転載終了」
笑い話のように思えるかもしれませんが、豚肉が異常に値上がりしていまして、
都心部に住む庶民は口にすることができません。
年後半には米ドルがさらに下落する可能性が高いので、恐らく中国の物価指数は
さらに上昇するのではないかと読んでいます。
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