神戸製鋼がこの次期に大阪国税局の調査を受けたようなんですが、2010年3月期
までの5年間で合計して約16億9000万円の申告漏れを指摘されたようです。
しかも、そのうちの9億円ほど所得隠しにあたると大阪国税局から認定されてしまい
ました関係で今回大々的に報じられることになりました。
これだけ規模がでかい企業になりますと、一企業の判断だけで適切な財務を行う
のは大変困難なので、一方的に攻められるのも正直気の毒です。
「一部転載:読売新聞」
『神鋼9億所得隠し、売り上げ過少計上…国税指摘』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110716-00000080-yom-soci
神戸製鋼所(神戸市)は15日、大阪国税局の税務調査を受け、2010年3月期
までの5年間で計約16億9000万円の申告漏れを指摘されたと発表した。
うち約9億1000万円は所得隠しと認定された。
赤字で相殺されたため重加算税を含め、計約1億6000万円を追徴課税(更正
処分)され、同社は近く納付するという。
発表によると、同社は海外向けのプラント機器の製造・販売を巡り、工事の進捗
(しんちょく)状況に応じた売り上げを少なめに計上したほか、
親会社の収益を海外子会社で計上したなどとして、同国税局から「意図的な
所得隠しに当たる」と指摘されたという。
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神戸製鋼側は、国税局の支持にしたがって、申請しなおして適切な税務処理を
行う意向を発表していますので、とくに株価には大きな影響はないと思います。
しかし、ここまで踏み込んでくるとは本当に国税局の人たちというのは本当に
凄いですね。東日本大震災などの影響から今後さらに経済が縮小しすること
が予想され、同時に税収も縮小するのでより厳しくなりそうです。
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